ご縁と絶景に導かれる出雲
こんにちは。年間100泊するプロ遊び人、ビデオクリエイターのmomoです。
非日常を味わいたく、目的地に選んだのは島根県出雲市。
今回は、神話のふるさととしても有名なこの地で”絶景と美食”、そして“整う時間”を堪能できると話題の、2023年に開業したIZUMO HOTEL THE CLIFFへ行ってきました!
島根県出雲市へのアクセスは良く、羽田空港から約1時間半で出雲縁結び空港へ到着します。 バスの本数は少ないので、レンタカーがおすすめです。
出雲旅のはじまりはやっぱり出雲大社から
空港から車を走らせること約40分。
出雲大社を訪れて、まず驚くのが参拝の作法。
一般的な神社では「二礼二拍手一礼」が定番ですが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」という独自の形式が採用されています。
この「四拍手」には、神様への敬意と感謝をより深く表す意味があるとも言われ、古くから出雲大社のしきたりとして受け継がれています。
まずは、深いお辞儀を 二回(二礼)
両手を合わせて 四回手を打つ(四拍手)
最後にもう一度、深くお辞儀(最後の一礼)を行います。
他にも出雲大社ならではの独自の文化がいくつもあり、例えば、通常旧暦10月は「神様が出雲に集まって全国から不在になる月」として「神無月(かんなづき)」と呼ばれていますが、ここ出雲だけは例外。
出雲には全国の八百万(やおよろず)の神様が一堂に集うとされるため、「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。


出雲そばと神門通りでのスイーツ食べ歩き
参拝後は大鳥居から南へ伸びる参道沿いのエリア、神門通りを散策。
まず向かったのは「そば耕一」。少しわかりにくい場所にあるのですが、落ち着いた雰囲気の隠れ家のようなお店で頂いた出雲そばは、甘めの蕎麦つゆと風味のある蕎麦が絶妙なバランスで、優しい味にほっとしました。





食後はスイーツを求めて、まず、たい焼きパフェで人気の「878」へ向かいました。
たい焼きはクリームとあんこの2種類から選び、次にお好みのアイスを選びます。温かいたい焼きと、冷たいアイスの相性は抜群で、SNS映えも間違いなしです。次に向かった、和クレープ専門店「出雲茶屋たばねのし」では、出雲店限定の掛川抹茶ティラミスのクレープをオーダー。 「出雲」の文字が可愛いだけではなく、掛川抹茶をふんだんに使った和モダンなクレープは大人の味でとても美味しかったです。
最後は、「福乃和」で、縁起の良いふぐをモチーフにしたおふく焼きです。
可愛いおふく焼きは、店頭で焼きたてを食べられます。
神門通りには今回紹介したお店以外にも、気になるお店が色々あったので、是非また行ってみたいです。



断崖の絶景宿「IZUMO HOTEL THE CLIFF」へチェックイン
食べ歩きを満喫した後は、車で15分ほどの場所にある「IZUMO HOTEL THE CLIFF」へ。
断崖に建つこのホテルは、出雲の西海岸に面した崖の中に作られ、まるで洞窟の中のような非日常の空間が客室からも楽しめます。
お部屋からの景色は、海と空に浮かんでいるような錯覚を覚える絶景ロケーションです。
テレビもなく、ただただ絶景を楽しむ、何もしない贅沢を味わえます。冷蔵庫の中身はミニバーフリーで、地元酒蔵・出雲富士の日本酒や島根県特産の柚子を使ったご当地飲料が用意されていました。アメニティはオリジナルの名前入りのポーチに入っていて、宿泊の記念にもなります。
テラスにはジャグジーバスがあり、目の前に広がる日本海を独り占めできます。
部屋から見る夕陽は、まるで絵画のようでした。









薪火料理とワインペアリングで夜を楽しむ
ディナーは、ホテル内のレストラン「GARB CLIFF TERRACE」にて頂きます。
日本海が眺められるカウンター席では、ちょうどサンセットタイムで素晴らしいマジックアワーが楽しめました。
宿泊者以外も利用できるレストランなので、サンセットタイムにカウンター席を予約するのがおすすめです。
地元の旬の素材を薪火で仕上げたコース料理は、どれも本当に美味しく、ひと皿ごとに丁寧な火入れがされていて、香ばしさと優しさが共存する味わいでした。
ワインのペアリングもお願いしてみたのですが、料理との相性が抜群で、より一層深い味わいを楽しめました。ペアリングも少なめの2杯からできるので、是非オーダーしてみて下さい。











朝の光に包まれて整う、オーシャンビューのサウナ体験
ディナーの余韻を引きずりながら眠りについた翌朝、私が楽しみにしていたのが、プライベートサウナ。
入り口にはアロマオイルが用意してあり、ロウリュウ用の水に好みの香りのオイルを数滴垂らします。
サウナ・水風呂・ととのいスペースがすべてオーシャンビューという贅沢な空間を、朝の静けさの中でゆったりと独占できるのはまさに至福。
朝日に照らされた水平線を眺めながら、身体がじんわりと温まり、潮風と波音に包まれて整う時間。目覚めの一杯のコーヒーより、ずっと深く目が覚めるような、そんな特別な朝でした。 サウナの利用は有料で事前予約制の為、宿泊日が確定したら早めの予約を推奨します。オーシャンビューが楽しめる明るい時間が個人的にはおすすめです。






朝ごはんで、さらに満たされる
サウナを堪能した後は、昨晩と同じ「GARB CLIFF TERRACE」で朝食を頂きます。
朝食のスタートを飾るのは、宍道湖のしじみの旨味を凝縮した「しじみエスプレッソ」。
奥出雲の豊富な自然の恵みを受けた仁多米を土鍋でふっくら炊きあげた土鍋ご飯、島根の野菜を柔らかく煮たココット、鯛の出汁茶漬けなど、朝の身体に染み渡る大満足な和朝食でした。因みに、この朝食はホテルゲストのみ頂くことができます。
チェックアウトまでのひとときも、ゆったりとした特別な時間を過ごすことができました。








訪れてほしい湖陵パーキング
チェックアウト後は、ホテルから直ぐの湖陵パーキングエリアへ向かいました。
ここでは、島根和牛100%のジューシーなハンバーガーや、地元産素材を使ったジェラートなどのグルメが楽しめます。私は「ミルク」と「藻塩キャラメル」の2種類を選びましたが、どちらも濃厚で、旅の締めくくりにぴったりな味わいでした。
ドライブがてら気軽に寄れるので、ここも是非行ってほしいおすすめスポットです。





また季節を変えて訪れたい宿
IZUMO HOTEL THE CLIFFは、絶景、美食、サウナと、五感すべてで満たされる宿で、価格以上の価値があると感じました。
のんびりしたい時にふらっと訪れたい、私のとっておきの帰ってきたい場所になりました。
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momo✈︎年間100泊するプロ遊び人 <@momogram1177>
広島県出身、広島県在住。
ショート動画クリエイター
長期連休は、東南アジアを中心に海外旅行へ行く会社員でしたが、コロナ禍に日本の魅力を再発見。
2024年フリーランスに転身。
ダイビングのライセンスなどを活かし、SNSでショート動画をメインに絶景、旅の魅力を発信。
南国、温泉、離島、クルーズ旅行が大好き。
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