ヨルダン・ペトラ遺跡で過ごす特別な体験
一生に一度は訪れたい世界遺産
これは、過去にヨルダンのペトラ遺跡を訪れたときの記録です。
現在の中東情勢を考えると、気軽に「行ってみて」とおすすめしにくいタイミングではありますが、実際にその場に立った瞬間、「来てよかった」と心から思えるほど印象的で特別な場所でした。
ペトラ遺跡はヨルダンにある世界遺産で、“死ぬまでに一度は行きたい場所”として世界中の旅行者から憧れられています。実際に訪れてみると、その理由が一瞬で分かるほどの圧倒的なスケールと美しさが広がっていました。



ペトラ遺跡と入場料金について
ペトラ遺跡は、約2000年以上前にナバテア人によって築かれた都市遺跡で、岩山を削って造られた巨大な建造物が点在する広大な遺跡群です。かつては交易の要所として栄え、砂漠の中にありながら高度な水利技術によって繁栄した歴史を持ち、その痕跡が今も美しい形で残されています。
ペトラ遺跡の入場料金はやや高めで、観光地の中でも高価格帯ではありますが、実際に訪れると「これは払う価値がある」と感じる圧倒的な体験でした。
- 1日券:約50ヨルダンディナール(約10,000円前後)
- 2日券:約55 ディナール
- 3日券:約60ディナール
夜の幻想的なライトアップ「Petra by Night」
ペトラ遺跡でぜひ体験してほしいのが、夜間ライトアップイベント 「Petra by Night」で、入場料金はひとり30ヨルダンディナール(約6,700円前後)でした。
無数のキャンドルに導かれて進んだ先で、宝物庫(アル・カズネ)を舞台にした光の演出が行われます。キャンドルに囲まれライトアップされた宝物庫は、昼間とはまったく違う幻想的な雰囲気に包まれます。
宝物庫をスクリーンにした光の演出では、ナバテア文明の歴史や文化をテーマにした映像が映し出され、古代の人々の暮らしや、どのようにこの壮大な遺跡が築かれたのかを感じられる内容になっており、音楽とともにゆっくりと表情を変えていくその光景は、とても幻想的で印象に残る体験でした。
開催日は限られており(通常は週3回)、タイミングを合わせて訪れるのがおすすめです。
また注意点として、このイベントは夜間チケットだけでは入場できず、通常のペトラ入場チケットが必要です。
宿泊は入口すぐのホテルが圧倒的におすすめ
ペトラ遺跡はとにかく広く、入口からメインの宝物庫まででも約1.2kmあり、さらに奥に進む修道(アド・デイル)までは往復で20km近く歩くこともあります。
1日で歩く距離もかなり長く、気づけば2万歩以上歩いていたということも珍しくありません。そのため、宿泊は入口に近いホテルを選ぶのがとても重要です。
今回宿泊したのは、Grand Mercure Petraです。遺跡の入場ゲートから徒歩閣内で、朝もそのまま歩いて向かえる立地は本当に快適でした。
特にペトラは日中かなり暑くなるため、早朝の涼しい時間帯に入場するのがベスト。ホテルが近いことで、その時間をしっかり活用できるのは大きなメリットです。
朝の宝物庫とおすすめ撮影スポット
ペトラ遺跡は、夏季は朝6時から入場可能。ハイライトである「宝物庫」は、早朝に訪れるのがおすすめです。人が少なく、静かな空気の中でその姿を見ることができます。
また、1時間のハイキングにはなるのですが、上から宝物庫を見下ろす人気の撮影スポットもあります。
この場所へは、現地で案内をしてくれる人のみが知る近道もあるそうで、何度か声を掛けられましたが、私たちは宝物庫を上から見下ろす画角ではなく、宝物庫の高さから写真が撮れる公式の写真スポットで撮影。
ひとり 10ディナール(約2,200円)でしたが、結果的に満足度の高い体験でした。


無課金でも宝物庫と美しく写真が撮れる画角もありました。

修道院までの道のり
時間に余裕があれば、ぜひ訪れてほしいのが修道院です。


この修道院へは約800~900段の階段を登る必要があり、片道1時間半~2時間ほどかかると言われています。体力的にはなかなかハードですが、その先に広がる景色はまさに圧巻。
ロバで登ることもでき、現地では往復での利用を勧められることも多いですが、帰りは下りなので比較的楽に感じました。そのため、体力に自言がない場合は「行きだけ利用する」という選択もおすすめです。
ロバの利用は交渉制ですが、片道ひとり約10ディナール(約2,200円)ほどでした。



遺跡内の過ごし方とリアルな感想
ペトラ遺跡内には、意外にもカフェやお土産ショップが点在しており、休憩しながら観光することができます。
ただし、全体としてかなり広く想像以上に歩くため、以下は必須です。
- 歩きやすい靴
- 水分
まとめ:ペトラは“人生で一度は訪れたい場所”
ペトラ遺跡は、ただの観光地ではなく、その場所に立つことでしか感じられない圧倒的なスケールと歴史を体感できる特別な場所でした。
現在は情勢的に気軽に訪れることが難しい状況ではありますが、また安心して旅ができる日が訪れたときに、選択肢のひとつとして思い出していただけたら嬉しいです。











